学校法人 後藤学園 専門学校 武蔵野調理師専門学校 文部科学大臣認定 職業実践専門課程(該当全学科)

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フードコーディネーターの資格は独学でも取得可能!取得後の働き方も紹介

フードコーディネーター

2023.05.16

食文化の急速な発展や外食産業の台頭によって世界における食事の概念が大きく変わっています。

 

そんななか、食に関するプロの資格としてフードコーディネーターの資格が注目を集めています。

 

フードコーディネーターとは、飲食に関わるさまざまな仕事をプロとして行えることを認められた資格です。

 

この記事ではフードコーディネーターの資格の取得方法やそれに伴う費用、取得のメリットを紹介しています。フードコーディネーターの資格取得を目指す人はこの記事を参考に資格取得の準備を進めましょう。

 

フードコーディネーターの資格は独学でも取得可能!取得後の働き方も紹介

フードコーディネーターの資格は独学でも取得できます。ただし、計画を立てずに試験に臨んでしまうと、なかなか合格できません。

 

どのように対策すればいいのか、試験に合格する以外の取得方法や講座を受けた場合の資格費用を含めて紹介します。

 

また、フードコーディネーターの資格を取得すると働き方の幅が広がります。資格を取得することによってどのような働き方ができるようになるのかについても合わせて確認しましょう。

 

フードコーディネーターの資格は独学で取得できる

フードコーディネーターの資格は独学で取得できます。

 

フードコーディネーターの認定団体から各級の教本が公式やネットショップで販売されています。このテキストで繰り返し学習をしてから試験に臨むようにしましょう。

 

独学にはメリットとデメリットがあるため、あなたの優先したいことを決めてから独学で受験するか、講座に通うか判断しましょう。

 

まずはメリットについてです。メリットは大きく2つあります。

 

まず1つ目は、自分の好きな時間に学習ができることです。仕事していると学習時間を自分の力だけでコントロールすることが難しいでしょう。

 

急ぎの仕事が突然入ってしまったり、なんらかの事情で予定の時間に会社を出るのが難しくなったりする場合も多く、自由に勉強時間を確保できる人はなかなか多くありません。

 

講座をとっているとそのような不測の事態に対応することが難しいため、独学の方が自由度高く自分のペースで学習を進められます。

 

次に費用面でのメリットです。独学で利用するものはテキストのみと考えると、費用は新品でも3,000円前後で済みます。中古本も選択肢に入れるなら数百円で済む場合もあるでしょう。費用的なメリットが大きいのは圧倒的に独学です。

 

では、独学のデメリットも説明します。

 

独学のデメリットの1つ目は学習中にわからないことがあっても、誰にもアドバイスをしてもらえない点です。学習内容のすべてを自分で調べて理解しなければならないため、学習そのものの難易度が高くなってしまいます。

 

2つ目のデメリットは試験に合格することが難しい点です。3級まではコンピューターで行う筆記試験だけですが、1級や2級では1次試験がコンピューターの筆記や企画書作成で、2次試験に企画所作成やプレゼンテーションが必要になります。

 

筆記までは独学でも対応できる可能性は高いですが、企画書作成やプレゼンは普段から行っている人でなければ、試験に合格するレベルのクオリティで企画書やプレゼン資料を作成するのは難しいでしょう。

 

テキストのみの独学も可能だが公式の試験対策講座もある

 

対策問題集のテキストを使って独学するだけでも資格取得は可能ですが、合格の難易度が高くなります。そこで、日本フードコーディネーター協会が公式に行っている試験対策講座の受講を検討しましょう。

 

この講座では、2級3級の筆記試験と、1級の企画書作成の対策ができます。

 

3級は養成所に通えば試験無しで取得可能

なお、フードコーディネーター3級は協会が認定した学校に通うことで試験を免除して資格を取得できます。

 

武蔵野調理師専門学校も認定校です。フードコーディネーターの資格だけではなく、調理師免許や野菜ソムリエの資格の取得もサポートしています。

 

また、実習授業を行い料理の基礎や応用技術も身につけられるため、座学だけではなく実践で知識をつけたい人は武蔵野調理師専門学校への進学もご検討ください。

 

フードコーディネーターの資格取得にはそれぞれ費用がかかる

フードコーディネーターの資格を取得するためにはそれぞれ費用がかかります。

 

3級は受験料12,000円と登録料21,000円

 

3級は受験料が12,000円かかり、試験に合格して3級として協会に認定登録してもらうのに21,000円かかります。

 

認定登録をしなければ3級の資格保持者として認められないため、忘れずに登録しましょう。

 

また、対策講座は16,000円です。これは必要に応じて申し込みを検討しましょう。

 

2級は1次2次の受験料26,000円と登録料21,000円

 

2級は1次試験の受験料に12,000円かかり、2次試験の受験料に14,000円、合計で26,000円かかります。3級同様、2級合格として認めてもらうための認定登録料がかかり、これは21,000円です。

 

2級の受験のためには3級を所持している必要があるため、3級分の費用もかかります。

 

また、対策講座は1次試験とセットで28,000円です。対策講座のみで考えれば3級の16,000円と同じですが、対策講座だけの受講はできないため注意しましょう。

 

1級は1次2次の受験料28,000円と登録料31,000円

 

1級は1次試験の受験料が12,000円、2次試験の受験料が16,000円、合計で28,000円と2級より2次試験が少し高くなっています。

 

認定登録料についても31,000円となっており、2級3級に比べ高額です。また、1級になるとフードコーディネーター会員になる必要があり、これの年会費が15,000円です。

 

1級合格後に会員になれば入会費5,000円が免除になります。

 

資格を取得すると食に関わる仕事でチャンスが増える

フードコーディネーターの資格を取得すると食に関わる仕事をもらえる機会が増えます。

 

企業に所属して会社員として飲食事業に関わる

 

フードコーディネーターの資格を持っていれば、飲食事業を行っている企業に勤めるときに有利になります。

 

元々飲食業に勤めている人は、フードコーディネーターの資格をとる中で身につけた知識を活かして社内で意見を出しやすくなりますし、これから飲食業に勤める人は面接時のアピールポイントになります。

 

企業に所属する上でフードコーディネーターの資格がデメリットになることはないため、機会があれば積極的に取得を狙ってみましょう。

 

フリーランスとして飲食事業を自分で立ち上げる

 

フードコーディネーターの資格を持っていれば、フリーランスとして飲食事業を行うときに強力な肩書きになります。

 

フードコーディネーターのしごとは食に関わるありとあらゆることです。商品開発、販路開拓、プロモーション、イベントの運営など、食に関わることであればフードコーディネーターの仕事の範囲です。

 

幅広く食に関する事業を自分で行ったり、そのような事業を行っている企業をサポートできたりするため、いろいろな仕事を獲得するチャンスに恵まれるでしょう。

 

フードコーディネーターは食に関わるプロの証明

フードコーディネーターは食に関する仕事をプロフェッショナルとしてできることを証明する資格です。

 

企業の中にいても、フリーランスとして仕事をする場合でも、資格を持っていることで相手からはプロとして認識してもらえます。

 

自分が食べることに興味がある、もしくは、食事を作ることに興味があるなどの理由だけでもフードコーディネーターの資格は受けられます。

 

いずれは食に関することを仕事としてやっていきたいと思っている人は、ぜひフードコーディネーターの資格取得を検討しましょう。

 

その際、独学でも取得は可能ですが、時間が自由で費用がかからない反面、合格するための難易度が高くなってしまいます。時間とお金が許せば、認定対策講座を受けて対策を進めましょう。

 

なお、3級に関してはフードコーディネーター協会の認定校を卒業すれば自動で取得できるため、ぜひその制度の活用も検討してみてください。

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