学校法人 後藤学園 専門学校 武蔵野調理師専門学校 文部科学大臣認定 職業実践専門課程(該当全学科)

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フードコーディネーターの仕事内容を一挙ご紹介します

フードコーディネーター

2023.05.16

食に関する関心が高まっている昨今、「フードコーディネーター」の存在に注目が集まっています。食に関する専門家であるフードコーディネーターとして働けるスキルは、就職や転職の際に役立ちます。

 

フードコーディネーターに興味があるのなら、まず主な仕事内容を把握するのが重要です。どのような仕事を担当することになるのかを知ることで、将来に向けた準備が進められます。

 

本記事ではフードコーディネーターの概要と、主な仕事内容について解説します。

 

フードコーディネーターとはどんな職業?

フードコーディネーターとは、一般的に「食」に関するあらゆる業務を担当する専門職を指します。食の知識・技術を用いてさまざまな情報を提供したり、新しい食文化のトレンドを作ったりと多くの仕事を担当するのが特徴です。

 

料理人とは異なり、調理だけでなく開発や演出を手がけるのがフードコーディネーターの役割になります。食に関係するいわゆる「フードビジネス」を手広く手がけ、多くの人のニーズに応えることが求められます。「料理が好き」「調理が得意」といったポイントも重要ですが、フードコーディネーターとして活躍するにはさらにプラスアルファで専門的な知識・技術が必要になるでしょう。

 

フードコーディネーターになるには?

 

フードコーディネーターになるには、「日本フードコーディネーター協会」が主催する資格試験に合格し、「フードコーディネーター資格」を取得するのが最初の一歩です。フードコーディネーター資格には1級〜3級のレベルがあり、1級がもっともランクの高いものとなっています。プロのフードコーディネーターとして活動するのなら、フードコーディネーター資格の1級の取得が目標になるでしょう。一方で、いきなり1級の受験はハードルが高いため、まずは初歩的な部分を学ぶために、3級の取得を目指すのがおすすめです。

 

フードコーディネーターの資格取得後、食品メーカーやレストランなどに就職して、フードコーディネーターとしての活動を開始します。事業のなかでアイデアを出し、フードコーディネーターならではの着眼点で仕事を見つけていくのが役割です。

 

経験と実績を重ねていくことで、フードコーディネーターとして独り立ちするケースも考えられます。フードコーディネーターの専門家として依頼を請け負い、顧客ニーズに応えながら活躍することも将来的に検討できます。

 

フードコーディネーターの仕事内容とは

フードコーディネーターが担当できる仕事内容には、さまざまな種類があります。主な仕事内容を把握しておくことで、必要なスキルをスムーズに身に付けられるでしょう。

 

以下では、フードコーディネーターの主な仕事内容を解説します。

 

レシピやメニューの開発

 

フードコーディネーターは持ち前の知識を頼りに、新メニューの考案やレシピの開発などを仕事にします。レストランやホテルなどに就職した場合、既存のメニューを繰り返すだけでは新規顧客を獲得できない状況に悩まされるケースも多いです。そこでフードコーディネーターが独自の視点とアイデアを活用して、メニューの考案を行います。

 

また、フードコーディネーターが考えたレシピは、ネットや雑誌などで公開される可能性があります。自分の名前で出したレシピが、ネットや書籍媒体を通じて多くの人に届くこともあり得るのです。どこかの食卓で活用されるレシピを考案できる点は、フードコーディネーターの仕事におけるやりがいとなるでしょう。

 

完成した食事の演出・撮影

 

フードコーディネーターは食事の提案・考案だけでなく、実際に調理した料理の演出も仕事になります。丁寧かつ「映える」盛り付けを考えたり、綺麗に写真を撮ってSNSなどでアピールしたりといった広報活動も、フードコーディネーターの仕事に含まれます。

 

その他、フードコーディネーターは食品に関するイベントで展示物の演出を担当したり、プロジェクトの立案に携わったりといった仕事も担当します。さまざまな形で食の演出の仕事ができる点も、フードコーディネーターの特徴です。

 

食に関する指導

 

フードコーディネーターはその知識を活かして、食に関する指導や教育を仕事にすることもあります。料理教室で先生をしたり、セミナーを開催したりといった形で、食の仕事に携わるケースも多いです。「人に教えることが好き」「料理の魅力をもっと多くの人に伝えたい」といった人は、フードコーディネーターとして教育や指導を仕事にすることも考えてみてください。

 

先生と生徒という関係だけでなく、コンサルタントとして企業を相手に食に関する指導を行うこともあります。食品開発に困っている企業などに直接出向き、具体的なアドバイスや企画を提案するのもフードコーディネーターの仕事の一環です。コンサルタントとして知名度が上がれば、講演会など新たな形で食のアドバイザーとして活動する機会も得られます。

 

レストランなどの運営業務

 

フードコーディネーターは飲食店に委託される形で、運営業務を仕事にすることもあります。レストランや料理教室などが対象となり、運営に必要なノウハウを伝えることが役割となります。例えば効率的な料理の提供方法や衛生観念の問題に対する解決法、売上アップにつなげるためのポイントを伝授するのが仕事になり得るでしょう。

 

専門学校などで飲食店の運営ノウハウを学んだ場合、フードコーディネーターとして運営に関わっていく働き方も視野に入ります。

 

食の魅力を発信していくのも仕事の1つ

 

フードコーディネーターはあらゆる方法で、食の魅力を発信していくのも仕事です。SNSや情報誌などで積極的に食に関する情報を提供し、新しいトレンドを作っていくのもフードコーディネーターが担当する業務の一環となります。

 

専用のSNSアカウントで定期的に情報を公開したり、利用者の質問に回答する形で情報提供をしたりといった方法が考えられます。現代は動画が情報発信の方法として簡単に活用できるため、食の魅力を伝えやすい時代だと言えます。フードコーディネーターを目指すのなら、情報発信のノウハウを学んでおくことも重要です。

 

まとめ

フードコーディネーターは今後も食のプロとして、さまざまな仕事に携わることが予想されます。この機会にフードコーディネーターの仕事内容を確認し、必要なスキルの確保を進めてみてはいかがでしょうか。

 

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