卒業生特集
Dolceria Caffe Principe (プリンチペ)
寺島 敦さん
調理師科(1998年卒)
長野県立松本県ケ丘高等学校出身
大切なのは、一緒に戦える友人をたくさん持つこと。
ともに学んだ仲間は後に大きな資産となる
都心にあり通いやすかった、学費が他校に比べて高くなかったなど、武蔵野調理師専門学校を選んだ理由はいろいろとありますが、一番ポイントとなったのが学生の多さ。一緒に学ぶ仲間は多ければ多いほどいいと思ったのです。実際、同じ目的を持ち、互いに切磋琢磨しながら勉強した友人たちは、後に大きな資産となりました。学生時代にもっとも印象に残っているのは、卒業間近に出場したコンクール。そこで審査員特別賞をいただいたときの喜びは、今でも昨日のことのように覚えています。コンクールで特訓を重ね、それが賞という結果につながった経験は、確かな自信へとつながりました。
農家の方々とともに食で地域を盛り上げたい
「Dolceria Caffe Principe」は、お客様が日常から解放され、リラックス、リフレッシュできる店をコンセプトにしています。高級店ではありませんから、使える食材が限られますが、そんな中でもいかにお客様に喜んでいただける料理を提供できるかが勝負。できるだけ地元の新鮮な食材を使用し、通ってくださるお客様の心身の健康に貢献できる料理を心がけています。地元にはたくさんの素晴らしい農家の方や作り手がいるので、そんな方々と一緒にもっともっと、食を通じて地元を盛り上げていきたいです。いつか海外に出店するのを目標に頑張っていきます。調理師を目指すなら、一緒に戦える友人をたくさん作ってください。この厳しい世界、自分一人ではなかなか生き抜けません。つねに感謝を忘れず、元気でいることが、仲間に恵まれる秘訣です。
Q.つらいことがあった時の対処法
A.つらいときや苦しいときを乗り越えるには、やはり一緒に働いている職場の先輩や同期の友人に会うのが一番。みんなで美味しい料理をいただけば、元気が湧いてきます。