卒業生特集
ヴィラエッフェ(VILLA EFFE)
加藤 有莉さん
ダブルプログラム科(2011年卒)
静岡県私立加藤学園高等学校出身
幅広い業界で求められる、武蔵野の卒業生
武蔵野には無駄な授業なんて一つもない
学校生活でもっとも思い出に残っているのが、学園祭のときのケーキの卒業制作です。あんなにも大変で、でも楽しい時間は、これまで経験したことがありませんでした。学生の頃は実習にばかり目が向いていましたが、意外にも働きはじめてすごく役立っているのが、レストランサービスの授業。クロスのたたみ方を丁寧に指導してくださった 下野 隆祥 先生に感謝です。学校の授業に無駄なことなんて一つもなかったのだと、改めて思い知らされました。後に何が役立つかなんて誰にも分からない。これから専門学校へ進む方は、どの授業も真剣に取り組み、知識と技術を吸収していただきたいですね。
目の前の人に合わせてベストなサービスを
卒業後はパティシエとして勤務しましたが、その後、いまの会社に転職し、結婚式やレストランでのサービスと接客を中心に仕事をしています。接客においては、マニュアルは基本的に役立ちません。目の前の人を見て、その人に合わせた対応が重要。最初から決め付けず、たくさん見て、聞いて、ベストなサービスを提供するように心がけています。将来は小さくてもいいので、一人で居酒屋を経営できれば素敵だなと考えています。そのためにはお金を貯めなくてはいけませんね(笑)。後輩のみなさんには、あまり職業の選択肢を狭めないでほしいです。ダブルプログラム科=パティシエがすべてではありません。武蔵野で学んだ技術と知識は、幅広い業界で求められますよ。