卒業生特集
レストラン ラシーヌ
斉藤 直也さん
高度調理経営科(1999年卒)
限られた学校生活。料理を本気で好きになれ。
がんばっていればチャンスはかならず訪れる
武蔵野調理師専門学校でもっとも心に残っているのは、日々の授業でしょう。当時は「厳しい」と感じることもありましたが、その厳しい指導にこそ価値があったと、いまとなってはっきりわかります。授業以外では、研修もいい思い出。とくにヨーロッパ研修での体験は驚きに満ちていて、後の人生にさまざまな影響を与えてくれました。後輩のみなさんには、ぜひ在学中に、いい食材に触れる機会をたくさん持って欲しいですね。そしてやはり、料理を本気で好きになって欲しい。武蔵野は卒業生も多く、幅広いネットワークを持った学校です。がんばっていればかならず誰かが認めてくれて、未来へとつながっていくでしょう。
料理と向き合う姿勢はずっと変わらない
卒業後、ヒルトン新宿、パークハイアット新宿での勤務を経て、現在はレストラン「ラシーヌ」の料理長を務めています。マネジメントから食材の発注、後進の育成など、仕事の内容は多岐にわたります。やりがいを感じるのは、月並みではありますが、やはりお客様に喜んでいただけたときでしょう。そのためにも「一点一点、料理をきちんと向き合って作る」、この軸だけはブレないように心がけながら、日々、調理場に立っています。将来的には、自分の店を持つのが夢。その目標に向けて具体的に動き始めたところです。働く場所は変わっても、料理に対する姿勢は変わりません。これからもお客様の笑顔を原動力に、料理を向き合い続けていこうと思っています。