卒業生特集
Slow food 奏樹庵(soujyuan)
安田 直樹さん
調理師科夜間部(1997年卒)
愛知県私立愛知工業大学名電高等学校出身
Q.武蔵野調理師専門学校に進学を決めた理由・きっかけ
A.小学生の頃から家族で外食する度に、お店で料理をつくる姿とサービスに魅了されて、いつか自分のレストランを持ちたいと思っていました。高校時代に当時の人気テレビ番組「料理の鉄人」でピークを迎え、ますます料理人として勉強したいと思い、調理師学校で基礎を学ぼうと志しました。
当時、東京への憧れと関東に親戚がいたので調理師学校をいくつか調べました。そして、挑戦したいと思い進学を決めました。
Q.学生時代最も印象に残っていること・役に立っていること
A.ヨーロッパ研修に参加し、フランス・リヨンでの現地の素材の良さに感動しました。イギリス、イタリア、スイスでの3つ星レストラン(タイユバン・サバティーニなど)の料理に驚かされました。特別講義で帝国ホテルの村上料理長が毎日食べたい美味しい物は身近にあるものとおしゃったことが印象的でした。例えば、普段は妻がつくるお味噌汁やごはんがホッとするんだよと。とおしゃっていたことです。
Q.仕事のやりがい、喜びを感じるとき
A.お客さまとのふれあい、喜んでいただけたときに直に声を感じることができます。
自分が目標として掲げたことを少しでも達成できたときは、更に上を目指していきたいと思うやりがで、まだまだ日々勉強中です。
Q.辛かったこと、苦労したこと、どう乗り越えてきたか、経験から得たことなど
A.仕事では辛いこと、苦労は日々あるが、それ以上にやりがいや新たな発見があるので、前に進むと今の努力が当然と思ってがんばっています。経験からは過去・未来の人との繋がりがいつも刺激を与えてくれています。
Q.今の仕事をしていくうえで、心掛けていること
A.当たり前のことをいかに当たり前にできるようにいつも初心にかえり、新しい発想もイマジネーションしています。妥協せず続けることを特に心掛けています。
Q.今後の目標、夢
A.料理という概念だけにとらわれないで、お客さまに喜んでいただけるサービスをどんどん提供していきたいです。
後輩へのメッセージ
武蔵野調理師専門学校を卒業生して本当に良かったと思います。当時の経験がたくさん今に活きています。学生時代に使っていた包丁を今でも大事に愛用しています。武蔵野の文字と学生番号を見るたびに誇りと目指した自分を振り返り、どんなときも心が高ぶります。