卒業生特集
自家製卵麺 萬山園
渡辺 正さん
調理師科(1982年卒 )
長野県私立松商学園高等学校出身
Q.武蔵野調理師専門学校へ進学を決めた理由きっかけ
A.東京の学校に行きたいと考えていたので、進路情報誌などを確認し、武蔵野調理師専門学校へ見学に行きました。
他にも新宿にある学校も見学しましたが、武蔵野は設備もしっかりしていたので決めました。
Q.在学中の印象に残っていること・役立っていること
A.当時は男子学生の比率が高かったので、やりやすかったように思います。現在も連絡をとり合う友人も居ます。
また中華料理や、洋食などアルバイトでもしていたのも、経験にはなってますね。
Q.仕事のやりがい・喜びなど
A.中国料理が一躍注目を集めるようになったのは、周富徳さんや、陳建一さんのおかげだと思います。
自分自身の経験として、目白 揚子江で7年半勤務し経験を得ました。
その後、松本に戻り出店に向け諸々準備しました。地元の方々に本格的な中華を提供したいと思い、お客さまから教えて頂きながら味を調整したように思います。
Q.辛かったこと、苦労したことなどどう乗りこえているか
A.父とお店を運営している時は、父が作り私は配達だけしていても、お客さまから「味変わった?」と聞かれることがあった。
自分が作るようになり、3代目(私)の味に慣らしていくのが大変だった。常にお客さまとのキッチボールで探りながら味を合わせてきた。
Q.心がけている事など
A.お客さまなどから「そこまでやるの?」という声を聞くまでこだわっています。
面を打つことは、昭和2年頃には製麺業者は無かったので、すべて自分で作り、麺打ちのためのローラーも他には無いもので作っていました。
また冷凍物は使用していません。メンマも乾燥メンマを使用し、すべてを手づくりで行っています。
もちろん自分が「美味い!」と思ったものを提供しています。
Q.今後の目標・後輩たちに伝えたいこと
A.浅間温泉がにぎやかになることを願っているし努力しています。
食べ物は人を待たせて、集客する事が出来る。力のある食べ物にこだわって欲しい。
業界に入ると壁にあたる事もあります。でもすべてが越えられる壁なので頑張って欲しい。