卒業生特集
うなぎ 松村
松村 宜明さん
調理師科(1982年卒)
親の代からうなぎ屋を経営していたので、小学生の頃から洗い物などの手伝いは日常的でした。“うなぎ屋を継ぐ”という将来像は ずっと見えていましたね。うなぎを捌くときは特殊なまな板やナイフを使います。調理場に入った途端に厳しくなる父の姿を見なが ら学んできました。技術や味も大切ですが接客やお店の雰囲気、すべてにおいてお客様に満足していただけるお店になるように、 家族で多くのお店に足を運んでは意見を出し合っています。息子も武蔵野を卒業しています。親として、ライバルとして、今はとても 良い存在です。学校に通っていたのは30年も前ですが、未だに当時の記憶が鮮明に残っています。担任の先生はいつも私たちに親 身になってくれて、ときには厳しく指導してくれました。武蔵野調理師専門学校では調理はもちろん挨拶や礼儀、社会人としてのマナー もしっかり指導してくれるので、在学中の学生さんや来年入学するみなさんには武蔵野で多くのことを吸収して、目標を持ってがんば ってもらいたいですね。