卒業生特集
藤田観光株式会社
ホテル椿山荘東京 木春堂
田村 和嗣さん
調理師科(1993年卒)
埼玉県立浦和東高等学校出身
一見、無駄に見えた仕事でも後々、役に立つ日がくる。
ホテルでの現場研修が大きな糧となった
ホテルに就職を希望していたので、ホテルへの就職率の高さから武蔵野調理師専門学校を選びました。また一年で資格が取得できるところ、そして技術の習得だけでなく、心構えなど精神的にも強くなれるカリキュラムも魅力に感じました。学生時代でもっとも印象に残っているのは、夏休み期間にホテルで現場研修の機会をいただいたことです。アルバイトという立場でしたが、卒業生の先輩方と一緒に仕事をすることにより、さまざまな調理法や人間関係を勉強することができました。このときの体験は、その後、進路を決める際にも大きく役立ちました。
藤田観光株式会社
ホテル椿山荘東京 木春堂
〒112-8680 東京都文京区関口2-10-8
TEL. 03-3943-1111
新しい発見と、新しいチャレンジをつねに心がける
いま、この仕事をしていて喜びを感じるのは、やはり自分たちの作った料理が、お客様に感動を与え、何度も利用していただけたときでしょう。しかし嬉しく思うと同時に、次はどのような形で違った感動を与えられるか、つねに頭を働かせています。お客様の嗜好は変化していくもの。時代感をキャッチするためにも、さまざまなジャンルのお店に足を運び、新たな発見を得るように日々、心がけています。料理人として歩んできた道を振り返って感じることですが、一見、つまらなく、無駄なように思えた仕事が、いずれ役に立つことが多々あります。どうか後輩の皆様も、目先の感情にとらわれず、何事も真面目にやりぬく気持ちを忘れないでください。
今後の目標
海外からのお客様がここ数年で増えてきており、より良いサービスを提供するためにも、今後は語学の勉強に力を入れていきたいです。